治療は症状によって多少の違いはありますが、最初にアクアライザー、ソフトスプリントを用いて咀嚼筋の筋肉ストレスを和らげて、顎関節のクッションである関節円板への圧迫を取り除きます。
すると、自然に下顎骨が最もリラックスする位置まで三次元的に移動していきますので、その位置で咬み合わせが出来るようにハードスプリント、ダイレクトスプリントを調整していきます。
完全に、下顎骨の移動が終わった位置に最終補綴物(かぶせ物やつめ物)を装着して治療終了です。
症状の回復は顎関節症の進行状態によって変わってきますが、だいたい2~3回の治療で改善していることが多いです。中には1回目の治療後に改善する方もいらっしゃいます。やはり口が開かなくなってしまっているなど症状が進行していると改善するのに時間がかかります。
症状が回復しても治療後、咬合圧下(歯が骨の中に少しずつめりこんでいって咬み合わせが低くなること)が起きると、再び、顎関節症の再発が起こりますので、それに対応する治療も合わせて行っていきます。
症状が多種多様ですが、1500症例以上(※)の顎関節症の患者さまに対応しています。
※2022年現在
歯ぎしりによる歯の咬耗を防いだり、上下の歯を直接咬ませないことにより顎関節周囲の筋肉組織のリラックス効果を期待する装置。
歯ぎしりによる歯の咬耗を防いだり、かみ合わせの高さを上げる装置。
アクアライザー、ソフトスプリントによって改善してきた顎位を悪化させないように維持する。
保険適用の治療です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
午後 | ○ | × | × | ○ | ○ | △ | ○ |
午前:10:00~13:00
午後:14:00~19:00
△:14:00~16:00
休診日:火曜・水曜・祝日